【2020年ベストバイ】山下憲馬が昨年買ってよかったモノ

1aesopフレグランス(フュイル)

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YamashitaShoten.com(以下、Y):1点目は香水。

これはいつ頃購入されたんですか?

 

山下憲馬(以下、憲馬):昨年6月くらいですかね。実はaesopってオーストラリアのブランドなんですよ。本当は向こうにいた時に自分へのお土産だとして買おうと思ってたんですが、思いの外ロックダウンが早くかかっちゃって笑

結局割高にはなるのですが、日本で買いましたね。

 

Y:aesopは日本でもかなり人気の印象ですが?

 

憲馬:女性を中心に多いイメージ(人気)がありますね。

元々欲しかったのですが、値段もいい値段するのでなかなか買えなくて。友達のプレゼントを買いに行くついでに買いましたね。

このフレグランスはヒュイルという商品で、かなりスモーキーな香りで、日本をテーマにして作られた商品らしくて。「森と檜」の香りをイメージしてもらえたら分かりやすいかもしれないですね。他のフレグランスと比べても匂い持ちも良くて。

 

Y:他にもフレグランスはお持ちなのですか?

 

憲馬:何個か持ってますね。学生時代に頂いたものだったり、旅行先で買ったのもあります。使用する際は気分で選ぶ時が多いです。

本音は一つのフレグランスをずっとつけることで、みんなに「この匂いは憲馬の匂い!!」という風に覚えてもらいたいんですが笑

 

Y:ちなみに、お持ちのフレグランスはどこのブランドですか?

 

憲馬:yohjiyamamotoにコムデギャルソン、後はジョーマローンですね。

 

Y:確かに系統は全て違いますね

 

憲馬:そうなんですよね笑 ギャルソンのワンダーウッドは少し香りが近いですね。ギャルソンの方がさらにスパイシーで刺激的な香りがしますが。

 

Y:香水にはこだわりがあるようですね。

 

憲馬:そんなこともないですけど笑 

でも匂いってかなり大事で。よくこの話するんですけど、香りと音って脳の中に鮮明に残るイメージがあって。匂いを嗅ぐとその時の思い出が蘇ったり、友達と旅行先で聞いた音楽を別の時に聞いたら旅行時の情景を思い出したりすることが多々あるので。それでいうと、学生時代にロンドンで買ったジョーマローンのフレグランスをつけた際は、旅行の思い出が頭の中に出てきますね。

 

2.neo ivyboyのパーカーとスウェットパンツ

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Y:最近着ているのをよく見かけますね。

 

憲馬:そうですね。これは友人のカイ君が手掛けてるモノなのですが、今年はスウェット系統を買う気がなくて

 

Y:というのは?

 

憲馬:2020fwはスウェットパンツやトレーナーを推しているブランドが多い気がしていて。流行ってるんだな〜という程度で笑 雑誌でも秋頃からよく目にする機会が多かったんですよ。ちょうどその時期にカイ君から「こういうのがあるけどどう?」って声掛けがあって、せっかくだしセットアップで頂こうかなと。値段もお手頃だったので。カラーはネイビーで、パンツのサイズはワンサイズ上げました。

 

Y:確かに昨年から今年にかけてラフなスタイルが目立つような気がしますね。

 

憲馬:そうですね。コロナもあいまって家にいる機会が多いと思うので、こういう楽なスタイルがさらに人気が出たのかなとも思うんですが。

このお洋服もほんとに楽で。特にスウェットパンツはよく履きますね。

 

Y:ネイビーは珍しいですね。

 

憲馬:初めて買いましたね。カイ君のInstagram(@neo_ivy_boy)にLOOK写真が上がってるのですが、ネイビーの感じがダントツ好きで。高校3年生、大学入りたての頃にもスウェットやジャージースタイルが流行りchampionのスウェットやadidasのジャージーをよく着ていました。今はあの時と比べてもっとサイズ感を上げてダボっとルーズに着る感じが流行っているのかなと。

 

Y:他にもスウェットは何か買われたりしましたか?

 

憲馬:supremeのトレーナーと友人からプレゼントで頂いたにしのやのトレーナーですね。

 

Y:完全にハマってますね笑

 

憲馬:そうですね。シャツを着ると気持ちもカッチリする気がして堅苦しいので。これだと1枚着るだけである程度様になりますしね。

 

3.maisonmargielaのセーター

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Y:これは2020fwのモノですか?

 

憲馬:そうですね。気になっていたのですがセールにかかっていて、初売りで買いましたね。なので実質購入日は2021年にはなるのですが、そこはご勘弁を笑

 

Y:そうなんですね笑 これはかなりシンプルなデザインですが?

 

憲馬:シンプルなセーターを探していて。今年はほとんどお金を使うところがなかったのでここで奮発しましたね。マルジェラの2020fwが再構築を主なテーマにしており、この洋服に限っては学生服をモチーフにしていると。昨年は一時期ではありますが、「再び学生」を経験したこともあり自分にぴったりかなと。

 

Y:それはなんとも面白いですね。洋服を買う際はそのような背景も視野に入れて購入することが多いと?

 

憲馬:最近は気にはするようにはします。その方がきた時に自分にしっくりくるというか、気の持ちようかもしれないですが、うまく着こなせら気がするんですよね。思い入れも強くなるので大事に着るのかなと。ただ単に気に入って買う時もありますが笑 余談ではありますが、中学生の時にサッカーをしていまして。その時の経験が強く残っていて、スポーツブランドのコラボモノや、さっきお話ししたスウェット等のスポーティーなスタイルやジャージーは好きで。どうしてもそっち寄りの洋服に惹かれる傾向もありますね。

 

Y:やはり洋服や身に付けるものはその人の背景が出て面白いですね。

 

憲馬:本当に面白いですよね。そういう部分が服の醍醐味というか、ヒトとは切っても切り離せない所なので、僕のような服に関わる仕事をしていなくても楽しめるモノだと思います。

話を戻しますが、このセーターはサイズをワンサイズ上げました。少し小さめの作りになっていることもありますが、サイズを上げた小ネタもあります。

 

Y:それは聞かなくてもよろしいでしょうか?

 

憲馬:せっかくなんで聞いてくださいよ!!笑

これは高校生の時の話なんでが、当時通っていた高校がブレザーで。中に着るセーターの購入があったんですよ。入学前の採寸で来てくださっていた洋服屋のおじちゃんが「成長期だからサイズ上げとくね!」と。訳もわからずそのまま購入したのでめちゃくちゃデカくて。入学して日が経ち冬になりセーターを着てもデカくて。周りの友達を見ててもみんなワンサイズデカくて笑

話を聞くとみんなそのおじちゃんの採寸だったんですよね笑

 

Y:そういう話があったんですね 洋服を購入する際のそういう話を聞くのは面白いし聞きいっちゃいますね。

 

憲馬:聞いていただいてよかったです笑

 

Y:これで3点目が終了しましたね。ここに置かれてるものはこれで終わりですが、、、

 

憲馬:去年はあまり買い物しなかったので今回は3点で

 

Y:なるほど笑 来年も紹介を楽しみにしていますね。

 

今年を振り返って

 

憲馬:ここ数年は購買意欲がなくて、あまり衝動買い等はしないようになっていますね。しかし外出できないこともあり、購入するモノの一つ一つの値段が上がってる気もします。より多くの分野に目を向けて目を肥やしていきたいと思います。

 

Y:今年もなかなか外に出ることができなさそうなので、選定も難しくなりそうですね。

2021年狙っているものはありますか?

 

憲馬:まだ決まってはいませんが、sansesanseの洋服、旅行用のカバン、アクセサリー、後は自分にお金をかけようかなと。

 

Y:来年のインタビューも楽しみにしています。ありがとございました。

 

憲馬:ありがとうございました。

 

山下憲馬

1996年奈良県生まれ。2019年に海外派遣

コロナで帰国後に山下商店入社。以後バイヤー兼広報として活動している。